オーストラリアで中古車を購入した話|購入手順と失敗談をリアル解説

ワーキングホリデー

こんにちは、かつです!

今回はオーストラリアで車を購入したときの体験談を紹介します。

僕はワーホリ中にバンライフやロードトリップがしたかったので、中古車を購入しました。 その中で実際に感じたことや、やらかした失敗談も含めてリアルに書いていきます。

  • どうやって探したのか?
  • どんな条件で選んだか?
  • 購入の流れや登録手続きは?
  • 失敗しないためのポイントは?

こういった疑問を持っている人に向けてまとめているので、これから車を買おうと思っている方はぜひ参考にしてください!

車を購入したときの流れ【ざっくり6ステップ】

僕が実際に車を買ったときの流れはこんな感じでした

  1. 買う車の条件を決める
  2. Facebookマーケットプレイスで探す
  3. 実際に車を見に行って確認
  4. 購入手続き
  5. 名義変更(登録)
  6. メカニックで点検してもらう

以下でそれぞれ軽く説明していきます!

車選びで決めた条件

まずは、僕が車を探すときに決めた大まかな条件は以下の通りです

  • 車種・用途:バン(特にハイエース)
  • 走行距離:30万km以下、できれば20万km台
  • 価格帯:5,000〜7,000ドル(バンの場合はもう少し高め)
  • 取引場所:できるだけ自宅近く&同じ州内
  • RWC(Roadworthy Certificate):購入時に有効なRWCがある車のみを対象にして探しました。
  • 年式:できれば2000年以降のモデルで探していました。古すぎる車は故障リスクが高そうだったので避けるようにしました

この条件をベースに、それぞれの理由やポイントを詳しく説明していきます!

車種・用途

ファームジョブやバンライフも考えていたので、大きめの車(ハイエース系)を選びました。

実際にロードトリップをする予定だったのと、昔からバンライフへの憧れがあったためです。

また、バンライフをしていた友達から「買うなら絶対にハイエースにしろ!」と念押しされたこともあり、ハイエース一択で探していました。さすが世界のトヨタ、信頼感があります。車種のタイプとしては、以下のような特徴があります:

コンパクトカー

Photo by Václav Pechar on Unsplash

1人で街乗りメインならコスパが良く、価格も安め。ただし車中泊や長距離移動には向かない。

セダン

Photo by Joshua Leong on Unsplash

快適性はあるが、悪路やキャンプにはやや不向き。とはいえセダンでロードトリップしている強者も実際にいます。

SUV オーストラリアで一番見かける

Photo by sophie peng on Unsplash

車中泊もできて走行性能も高く、悪路にも強い。1人なら十分寝られるサイズですが、2人だと少し狭いかも。 ロードトリップをしていると悪路が多い場所もあり、4WDの方が安心できる場面があります。 実際、4WDでは無いと通れない道(国立公園など)もあったりするためロードトリップでそういうところに行きたい人は、最初から4WDのSUVやバンを検討するのが安心だと思います。

バン

私たちの実際に買ったバンです

居住性が高く、バンライフ向き。ただし価格は高めで、1人で買うにはややコスパが悪いかもしれません。

走行距離

Photo by Michael SKOPAL on Unsplash

オーストラリアでは中古車の流通が盛んで、日本と比べると明らかに車の状態がワイルドです笑。

30万km以上走っている車も普通に売っていて、安く買いたいなら20万km超えは当たり前という感じでした。

ただ、僕は壊れるのが怖かったので「30万kmは超えていない20万km台」で探していました。
特にバンはロードトリップに使われがちで、30万km以上走っているものが多く、条件に合う車を見つけるのは正直大変でした。

価格帯

コンパクトカーなら安いもので2,000ドル前後から出ています(壊れないかは別として…)。

相場としては、5,000〜7,000ドルくらいが「ほどよく安くて壊れにくそう」なゾーンかなと感じました。

バンに関しては、8,000ドル以上が相場。特にハイエースは人気なので高めで、内装がバンライフ仕様になっているものだと、30万km走っていても15,000ドル以上するものもありました。

取引場所

できるだけ自宅から車で30分以内の距離、かつ同じ州内での取引を希望していました。
州が違うと登録や手続きが変わってくるため、結果的にはこの点を見落としていてちょっと後悔しました。 (詳しくは失敗談で紹介しています)

RWC

その車が安全に走行できる状態であることを証明する「車の安全証明書」のようなものです。
基本的には名義変更の際に有効なRWCが必要になるので、最初からついている車を選んだ方が手続きがスムーズですし、壊れている車を避けやすくできます。

Facebookマーケットプレイスで探す

オーストラリアでは中古車探しにFacebookマーケットプレイスがめちゃくちゃ使えます。 Gumtreeなどのサイトもありますが、僕はFacebookが一番使いやすかったです。

  • 住んでいる場所を中心に検索
  • 「車種・価格帯」でフィルター
  • 気になる車はすぐにメッセージ!

やり取りは基本英語ですが、カジュアルなやりとりが多いので、簡単な英語でOKでした。僕は「この車に興味があります」「実際に見に行ってもいいですか?」といった内容を送ってやりとりを始めました。

実際に見に行ってチェックしたこと

車を見に行ったときに確認したのはこのへん

  • エンジン音、オイル漏れがないか
  • ボディに大きな傷やサビがないか
  • タイヤの状態
  • 書類が揃っているか(Rego、RWCなど)
  • オーディオが正常に動くか
  • 鍵・ドア・窓の動作確認(すべてのドアで鍵が使えるか、開閉できるか)
  • ライト類が問題なく点灯するか
  • 冷房が使えるかどうか(結構重要!)
  • 事故歴や修理歴があるかの確認

あとから確認し忘れていたことに気づいたのがウォッシャー液
実はタンクが壊れていて使えませんでした…。
こういう細かい部分もチェックしておくと安心です!

正直、僕はあまり車に詳しくなかったので「完全には見切れてなかったな〜」と今では思います。 このあと紹介する「見落としたポイント」でちょっと後悔しました…。

購入時にやってしまった2つの失敗談【マジで注意】

州をまたいで購入 → 友達の住所を借りて登録することに…

住まいはNSWだったのに、QLDで車を買ってしまい、登録に手間取りました。 結局、QLD在住の友達の住所を借りてそのままQLDで登録しました。

車を買うときは、登録州と居住州を一致させるのがベスト!

スライドドアが開かない!?タイヤ干渉という盲点

前オーナーがタイヤを大きくしていたため、スライドドアがタイヤに当たり、半分しか開かなかったんです。 当時バンライフを考えていたので、これはかなり致命的…。 でも、「まあ後でなんとかしよう」と先送りにしました。

その後、タイヤがパンクしたのをきっかけに交換し、今ではちゃんとドアが全開できるようになりました!

ドアの開閉チェックは必須!特にバン系は見逃しやすいです!


6購入後にやったこと

登録の名義変更(Rego)のやり方(QLDの場合)

僕はQLDで登録したので、その手順について僕の実体験をもとに説明します:

  1. 売主と一緒に「車両登録譲渡申請書(Vehicle Registration Transfer Application)」を記入
    • 僕の場合は、売ってくれた人がこの書類をすでに用意してくれていて、一緒にその場で書いてくれました。
    • 書類は「Rego transfer form」と呼ばれ、「Form F3520」で調べるとQLD政府のサイトでダウンロードできます。
    • この書類は陸運局のような場所(Transport and Main Roads(TMR))にも置いてあるので、時間があれば一緒に行って、その場で書いて提出するのもおすすめです。
  2. 購入後14日以内に名義変更の申請を行う必要があります
    • 遅れるとペナルティが発生することがあります。
  3. 提出方法
    • QLD Transportのオフィスに直接行って提出
    • オンライン提出も可能(売主が「オンライン譲渡」に対応している場合)
  4. 必要書類
    • 身分証明書(パスポート、免許証など)
    • 売買証明書(F3520)
    • RWC(Roadworthy Certificate)
    • 住所を証明する書類(例:銀行のステートメントや公共料金の請求書など)
  5. 手数料
    • 名義変更手数料や車両登録税(Vehicle Registration Duty)が必要です。

各州で手続きは異なるので、自分の州の公式サイトで最新情報を確認してください!

QLDの場合は「Transport and Main Roads(TMR)」、NSWの場合は「Service NSW」で、直接聞くのが一番確実で安心です。

メカニックに持っていく

購入後は念のためメカニックに持っていって点検してもらいました。

実際には、クーラントのボックスの修理ブレーキパッドの交換も必要になり、追加の出費が発生しました。 車を買ったあともこういった修理費がかかる可能性があるので、予算に余裕を持っておくことをおすすめします!

ちなみに、英語でメカニックとやり取りするのは不安だったので、日本人の友達に日本人のメカニックを紹介してもらいました。 もしゴールドコースト周辺でメカニックを探している方がいれば紹介もできるので、気になる方は気軽に連絡ください!

まとめ

オーストラリアで車を持つのは、移動や仕事探し、ファーム生活にも便利で、僕は買ってよかったと思っています。

でも、同時にいくつかの落とし穴もあったので、これから車を探す人は…

登録する州と居住州が同じか?
ドアの開閉や車の細部も確認できているか?
書類関係や登録状態は大丈夫か?

このあたりをしっかりチェックして、失敗しない買い物をしてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました