こんにちは、かつです。
今回は、オーストラリアのブルーベリーの約8割をパッキングしている
「Oz Group」という工場で働いた体験談を書いていきます。
時期は12月〜1月。
セカンドビザの条件まで、あとペイスリップ1枚というタイミングで、
年末年始に仕事が激減……!
ラスト1枚を達成するまでのリアルをまとめました。
この記事では、
- Oz Groupでの具体的なパッキング作業の内容
- 時給や労働環境
- セカンドビザの条件をどう乗り越えたか
といったことも詳しく紹介していきます。
パッキングジョブに興味がある方、ビザ取得に向けて動いている方はぜひ参考にしてください!
Oz Groupの仕事内容

冷蔵倉庫での作業
ブルーベリーが傷まないように、冷蔵倉庫内での作業がメインでした。
めちゃくちゃ寒いけど、真夏の外でのピッキングよりは断然マシでした。
彼女はずっと「寒い寒い…」と言っていましたが、
男は重いものを運ぶ作業に回されることも多く、体を動かしてちょうど良いと感じる日もありました。
仕事内容の例
仕事自体はとってもシンプルで、
機械がブルーベリーのパック詰めをしてくれるのをサポートをするって感じです。
- ブルーベリーを機械に投入
- プラスチックパック容器をセットする
- パック済みブルーベリーを段ボールに詰める
- 空の段ボールを補充
- 完成品をパレットに積み上げる etc.
作業の中では、
「ブルーベリーを機械に入れる」
「段ボールをパレットに積む」
この2つは意外と体力を使う重労働でした。
給料やシステム
Oz Groupは大きな会社なので、
初日の説明会でシステムやルールをしっかり説明してくれました。
- カジュアル雇用の最低時給:29.33ドル
- 3ヶ月以上働くと昇給あり
- パブリックホリデーは約1.8倍→時給52.79ドル!
- フォークリフト作業者はさらに高時給
- 勤務時間は日によってバラバラ(収穫量によって左右)
年末年始にかけて仕事が激減
クリスマス頃から勤務時間が徐々に減る
初めの説明会では、「ピークシーズンは8時間以上働く日がどんどん増える」と言われてた。
大変だけど沢山稼げそう!って期待してたんだけど…
クリスマスを過ぎたあたりから、徐々に勤務時間が減ってきて、
気づけば、1日5時間前後に
年越し後、いきなり仕事がない
年越しはゴールドコーストに旅行に行っていたのですが、
戻ってきてから2日間だけ働いたあとは、仕事が一切なくなってしまいました。
なんと、1月7日〜21日の2週間は完全オフでした。
「年越したらコフスは仕事なくなるよ」と聞いてたけど、ここまでとは…
1月の労働時間まとめ
- 1週目:(旅行前後)2日間、合計11時間だけ
- 2週目:1日だけ出勤、5時間働けた
- 3週目:完全に仕事なし
もうこのまま仕事が終わってしまうんじゃないかと不安に。
お金の心配もありましたが、
一番悩んだのは、セカンドビザの条件となるペイスリップ(給料明細)。
セカンドビザの条件のペイスリップ問題
ペイスリップ数えてみると…あと一枚足りない!?
セカンドビザを申請するには、
「350ドル以上の週給が13週分」という風に言われています。
そこで、ペイスリップあと何枚必要なのかを数えてみたら
自分はギリギリ13週分クリア!
彼女は、あと1枚だけ足りない…!
原因は、最初に働いていたブルーベリーファーム。
その時、彼女の収穫量が少しだけ足りず、週給が350ドルに届いていなかったみたいです。
足りない1週分どうするか問題
友達に紹介してもらったピッキングの仕事にトライ
友達にお願いして急遽ピッキングの仕事を紹介してもらいました。
実際に行ってみたものの…
タイミングも悪かったので
収穫量が少なすぎて、350ドルには到底届きそうにない
結局、その仕事は1日だけで辞めることに。
飛行機を予約して、帰国を決意
「もうこれ以上働けなかったら仕方ない」と覚悟を決め、
日本への帰国便を予約しました。
あとは、もし仕事がなくてペイスリップが足りなかったとしても、
今ある分でビザ申請に賭けてみよう、となりました。
奇跡のラスト1週で350ドル達成!
帰国まで残り2週間というギリギリのタイミング、
1月の第4週目に奇跡的に仕事が再開しました!
その週の給料が350ドルを超え、無事に条件達成!!
これで、セカンドビザに必要な「350ドル以上の週×13枚」のペイスリップが揃いました。
その後は本当に完全に仕事がなくなり、
帰国までの期間は一切働くことなく、穏やかに過ごすことに。
不安から解放されて、安心して残りの時間を楽しむことができました。
まとめ
Oz Groupでの仕事は、炎天下のピッキングと違って涼しい環境で働けるし、
作業自体も比較的シンプルで、私はとても働きやすいと感じました。
ただし、やはりブルーベリーの収穫量によって仕事量が大きく左右されるので、
シーズン終盤は「いつまで仕事があるのか」が読めず、
ペイスリップが足りるかヒヤヒヤしてました。
これからセカンドビザを目指して農業系の仕事を考えている人は、
シーズンや天候の影響で働ける日数が安定しないこともあるので、
ぜひ余裕を持ったスケジュールとペイスリップ管理をおすすめします!
次回は、
この期間にどんなふうに過ごしていたか、
旅行・サーフィン・バンライフなどのプライベートな出来事について書いていこうと思います!
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