【体験談】Oz Groupのブルーベリーパッキング作業とセカンドビザ達成までのリアル

経験談

こんにちは、かつです。

今回は、オーストラリアのブルーベリーの約8割をパッキングしている

「Oz Group」という工場で働いた体験談を書いていきます。

時期は12月〜1月。

セカンドビザの条件まで、あとペイスリップ1枚というタイミングで、

年末年始に仕事が激減……!

ラスト1枚を達成するまでのリアルをまとめました。

この記事では、

  • Oz Groupでの具体的なパッキング作業の内容
  • 時給や労働環境
  • セカンドビザの条件をどう乗り越えたか

といったことも詳しく紹介していきます。

パッキングジョブに興味がある方、ビザ取得に向けて動いている方はぜひ参考にしてください!

Oz Groupの仕事内容

Oz group Facebook から引用

冷蔵倉庫での作業

ブルーベリーが傷まないように、冷蔵倉庫内での作業がメインでした。

めちゃくちゃ寒いけど、真夏の外でのピッキングよりは断然マシでした。

彼女はずっと「寒い寒い…」と言っていましたが、

男は重いものを運ぶ作業に回されることも多く、体を動かしてちょうど良いと感じる日もありました。

仕事内容の例

仕事自体はとってもシンプルで、

機械がブルーベリーのパック詰めをしてくれるのをサポートをするって感じです。

  • ブルーベリーを機械に投入
  • プラスチックパック容器をセットする
  • パック済みブルーベリーを段ボールに詰める
  • 空の段ボールを補充
  • 完成品をパレットに積み上げる etc.

作業の中では、

「ブルーベリーを機械に入れる」
「段ボールをパレットに積む」

この2つは意外と体力を使う重労働でした。

給料やシステム

Oz Groupは大きな会社なので、

初日の説明会でシステムやルールをしっかり説明してくれました。

  • カジュアル雇用の最低時給:29.33ドル
  • 3ヶ月以上働くと昇給あり
  • パブリックホリデーは約1.8倍→時給52.79ドル!
  • フォークリフト作業者はさらに高時給
  • 勤務時間は日によってバラバラ(収穫量によって左右)

年末年始にかけて仕事が激減

クリスマス頃から勤務時間が徐々に減る

初めの説明会では、「ピークシーズンは8時間以上働く日がどんどん増える」と言われてた。

大変だけど沢山稼げそう!って期待してたんだけど…

クリスマスを過ぎたあたりから、徐々に勤務時間が減ってきて、

気づけば、1日5時間前後に

年越し後、いきなり仕事がない

年越しはゴールドコーストに旅行に行っていたのですが、

戻ってきてから2日間だけ働いたあとは、仕事が一切なくなってしまいました

なんと、1月7日〜21日の2週間は完全オフでした。

「年越したらコフスは仕事なくなるよ」と聞いてたけど、ここまでとは…

1月の労働時間まとめ

  • 1週目:(旅行前後)2日間、合計11時間だけ
  • 2週目:1日だけ出勤、5時間働けた
  • 3週目:完全に仕事なし

もうこのまま仕事が終わってしまうんじゃないかと不安に。

お金の心配もありましたが、
一番悩んだのは、セカンドビザの条件となるペイスリップ(給料明細)

セカンドビザの条件のペイスリップ問題

ペイスリップ数えてみると…あと一枚足りない!?

セカンドビザを申請するには、

「350ドル以上の週給が13週分」という風に言われています。

そこで、ペイスリップあと何枚必要なのかを数えてみたら

自分はギリギリ13週分クリア!
彼女は、あと1枚だけ足りない…!

原因は、最初に働いていたブルーベリーファーム。

その時、彼女の収穫量が少しだけ足りず、週給が350ドルに届いていなかったみたいです。

足りない1週分どうするか問題

友達に紹介してもらったピッキングの仕事にトライ

友達にお願いして急遽ピッキングの仕事を紹介してもらいました。

実際に行ってみたものの…

タイミングも悪かったので
収穫量が少なすぎて、350ドルには到底届きそうにない

結局、その仕事は1日だけで辞めることに

飛行機を予約して、帰国を決意

「もうこれ以上働けなかったら仕方ない」と覚悟を決め、

日本への帰国便を予約しました。

あとは、もし仕事がなくてペイスリップが足りなかったとしても、

今ある分でビザ申請に賭けてみよう、となりました。


奇跡のラスト1週で350ドル達成!

帰国まで残り2週間というギリギリのタイミング、

1月の第4週目に奇跡的に仕事が再開しました!

その週の給料が350ドルを超え、無事に条件達成!!

これで、セカンドビザに必要な「350ドル以上の週×13枚」のペイスリップが揃いました。

その後は本当に完全に仕事がなくなり、

帰国までの期間は一切働くことなく、穏やかに過ごすことに。

不安から解放されて、安心して残りの時間を楽しむことができました。


まとめ

Oz Groupでの仕事は、炎天下のピッキングと違って涼しい環境で働けるし、
作業自体も比較的シンプルで、私はとても働きやすいと感じました

ただし、やはりブルーベリーの収穫量によって仕事量が大きく左右されるので、
シーズン終盤は「いつまで仕事があるのか」が読めず、
ペイスリップが足りるかヒヤヒヤしてました。

これからセカンドビザを目指して農業系の仕事を考えている人は、
シーズンや天候の影響で働ける日数が安定しないこともあるので、
ぜひ余裕を持ったスケジュールとペイスリップ管理をおすすめします!

次回は、
この期間にどんなふうに過ごしていたか、
旅行・サーフィン・バンライフなどのプライベートな出来事について書いていこうと思います!

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