ラズベリーファームで週1000ドル稼げたけど…シーズン終了と灼熱地獄のリアル

経験談

こんにちは、かつです。

次に働くことができたのは「最低時給保証つき」のラズベリーファーム。

前のファームで少しだけラズベリーの収穫をやった経験もあったので、

時給超えできる日もでてきて「これは長く続けられそう!」と思ったのに…。

シーズン終盤に差し掛かっていたため、わずか1ヶ月で終了。

さらに、キツかったのは、地獄のようなアコモデーション

そして、11月オーストラリアの真夏日で“サウナ環境”ファーム

今回は、「稼げそうで稼ぎきれなかった」ラズベリーファームでの1ヶ月を振り返ります!

アコモに絶望した初日、そしてすぐにお引越し

トイレにいたやつ

一軒家に10人暮らし、カップルでも別部屋生活

ファームでは、働いている人専用の「アコモデーション(社宅)」が用意されていて、
私たちもその一つに入ることになりました。

その家は平屋の一軒家で、合計10人暮らしというなかなかの大所帯。

  • 女子4人部屋
  • 男子2人部屋×2
  • カップルルーム×1
  • 風呂トイレ×2
  • キッチン×1

でも、カップルルームは空いていなかったので私たちは別々の部屋で生活することになりました。

カオスなキッチンと水回りに絶望

キッチンは一つで人数にしては狭め

入れ替わりが激しいのと人が多いので、誰のものかわからないものまで溢れかえって、

自分たちの置き場も確保できず、正直綺麗ではありませんでした。

特に、彼女が使っていた方の水回りが汚かったらしく

「これは無理だ」と到着早々、すぐに引っ越しを考えることに

前のファームの家は新しい家で綺麗だったのでギャップがすごかったのもあると思います。

奇跡の引っ越し先は知人のつながりで見つかった!

フラットメイトなどで探しても、短期OKの物件は少なく

この地域の物件は、ファーム側がすでにアコモとして確保していることも多かったのかもしれないです。

今のファームを紹介してくれた元ルームメイトに再び相談したら、

職場で色んな人に聞いてくれて、すぐにいい家を見つけてもらうことができました!


仕事内容はシンプル、だけど環境はサウナ状態

経験のおかげで作業にすぐ慣れた!

前のファームで少しだけラズベリーを扱った経験があったおかげで

今回の作業にもすぐに慣れることができました。

ラズベリーはとても潰れやすい果物なのでブルーベリーとはまた違った繊細さが求められます。

具体的な作業はこんな感じ

  • 収穫は小さめのバケツを使用(潰れやすいため)
  • 品質チェックはブルーベリー以上に厳しい
  • 1レーンを2人1組で向かい合って進むスタイル
  • 収穫後はパッキングも自分たちで行う
  • パッキングは「作ったパック数」で給料が決まる

パッキングでは工場勤務の時の手際の良さが活かせました。

単調な作業ですが、数をこなすには集中力も必要です。

最低時給+歩合制、週1000ドルも可能だった

給料形態はこんな感じで、やはり最低時給が保証されているのは、

モチベーション的にもとても良かったです。

  • 最低時給($29.33)は保証
  • 時給を超えた分は歩合制で加算される
  • ずっと時給超えられないとクビにされる可能性はある
  • 平均週1000ドルはもらえた!*ブルーベリーでは週400〜500ドル程度

11月のビニールハウスは灼熱…水をいくら持っても足りない

ラズベリーは雨に当たらないように、ビニールハウスのような「屋根だけある構造」になっていました。

雨の日も働けるのはとても良いのですが、11月はもう夏で気温が高い日も多い。

ハウスの中心はサウナのように熱気がこもっていて、息もしづらいほどでした。

熱中症に注意して、水を大量に持って行ってたのですが、それでも足りない時もあり、

スーパーバイザーがジャグに氷の入った飲み物を持ってきてくれてて、すごく助かりました。


1ヶ月で終了…まさかの早すぎるシーズンエンド

収穫量が減少、木も伐採で終息ムードに

入ってすぐが、一番ピークで、そこからだんだんとラズベリーの量が減っていきました。

収穫は4つのファームを使って、1日2つずつ交互に回していたのですが

そのうちの1つはシーズンが完全に終了し、木の伐採が始まってしまいました。

そこからはファーム全体に「終わりの雰囲気」が漂い始めてました。

うじ虫の発生で“処分作業”も発生

さらに追い討ちで、ラズベリーの中に「うじ虫」が大量発生。

商品にはならないので、「全レーン収穫 → 廃棄」という処分作業の日もありました。

そこからもっと収穫できる量は少なくなってしまった気がします。

慣れてきた頃には、もうシーズン終了

今までのファームの中で、一番安定して稼げていたのがこのラズベリーファーム。

時給を超えて収穫できる日も増えてきて、ようやくコツを掴めてきた頃にシーズン終了。

もしシーズンの初めから入っていれば、さらに多く稼げたかも…

ファーム終了→即転職!Ozグループでつないだ最後の1ヶ月

ちっちゃいヘビいた

タスマニア行きは回避したかった

「終わりの雰囲気」が漂い始めてから、続々と他の同僚はタスマニアに向かって出発していきました。

タスマニアは南にある分、あったかくなるのが遅くて、

ちょうどこのあたりのシーズンが終わった後にラズベリーのシーズンが始まるそうです。

タスマニアのチェリーは稼げると有名なので、それを狙って向かう人も多かったです。

でも私たちは、「日本にいる愛犬に会いたい…」という気持ちが強くなっていて、

ファーム後の一時帰国を決めていました。

そのため、あまり遠くへは移動せずに、できるだけこの近くで仕事を探すことにしました。

知人からの情報がきっかけでOzグループの説明会へ

そんな中、ブルーベリーのパッキング工場「Ozグループ」で以前働いていた同僚が、

「そろそろ**サマーベリーの求人、始まるんじゃない?」と教えてくれました。

情報を信じて、すぐに直接応募しに行ってみることにしました。

運よくその場で人事のマネージャーに会うことができ、後日説明会にも参加できて、
無事に採用が決まりました!

結果的に、ラズベリーファームの終わりからほとんど間を空けずに、次の仕事にスムーズに移ることができました。

まとめ

コフスハーバーでファーム探しをするなら、ラズベリーファームはおすすめ!

大手のCostaもあるし、時給制で安定して稼ぎやすかったです。

ただし、夏の暑さは本当に過酷。

ビニールハウスの中はサウナ状態で、外作業は正直つらかったです。

あと、最初に入ったアコモの生活環境もなかなかハードで…。

でもその経験のおかげで、その後の住まい選びのハードルはだいぶ下がりました(笑)

結果的に、すぐに動いて次の仕事も見つけられたのは本当に良かったです!

やっぱり、時期選びと住環境は本当に大事!

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