こんにちは、かつです。
この記事では、私がオーストラリアでワーホリ中に購入したハイエースを、DIYで車中泊仕様に改造した実体験を紹介します。
「車を買うなら絶対に車中泊できるバンがいい!」そう思って選んだ1台は、後部座席が何もない空っぽの状態でした。
バンライフに憧れていた私が、DIY初心者ながらも手探りで進めた車中泊仕様の改造。この記事が、同じようにオーストラリアでロードトリップや車中泊を考えている方の参考になれば嬉しいです!
ベース車両の紹介

車種とスペック
この車を選んだ理由
ハイエースは信頼性が高く、車中泊ユーザーにも人気の車種です。
車中泊仕様になっているバンは、ほとんどが$16,000以上で、走行距離も30万km超えが多め。
そんな中、走行距離14万km・価格$10,000のこの車は掘り出し物!
出品された直後に見つけ、すぐに連絡。内見の予約を一番に取り、試乗してその場で購入を決めました。
改造ポイントとDIY内容
DIYは全くの未経験。
オーストラリアでは有名なホームセンター”BUNNINGS”で材料は揃えました!
しかし英語だと全然わからない…
ネットを頼りに、試行錯誤しながら進めました。
車中泊仕様にするための改造ポイント
板張りと断熱対策
見た目を良くするために左右の壁に木の板を貼りました。
- 最初に壁に薄い断熱シートを貼付け
- 天井はもともと断熱スポンジ+木目調の板があったのでそのまま使用
- 鉄の壁に直接板を貼るのは難しいため、ネジを固定できる場所に木材の柱を作り、そこに板を取り付けました
- 初期はKマートのタイルシートを使おうとして失敗。最終的にフローリング用の木材で作成
ベッドの作り方
- ベッドの下は収納スペースに
- 高さはスーツケースがギリギリ入るレベルで調整
- 後輪タイヤの盛り上がりを避けて片側だけ高く設計
- ベッド下収納はスライド式対応に設計(未完成)
- 寝る面はスノコ風にして通気性UP
木材の失敗談
木材の選び方がわからず、安かった白のパーティクルボードを使用。
湿気・強度ともに車中泊向きではなかったため、次は木材の種類をしっかり調べたいです。
マットレス問題
- 正規サイズが合わず、IKEAの子ども用マットレスを2枚使用。
- ベッドカバーもIKEAで購入、拡張マットはOp shopに寄付。
カーテン(目隠し)
- IKEAのワイヤー式レールをネジ止め。
- 好きな色のカーテンを選び、ハサミで長さを調整して使用。
電源と照明・冷蔵庫
- セカンドバッテリー、ソーラーパネル、コンバーター(AC電源変換)などを4WD Supacentreで一式購入。
- 配線知識がなくても簡単にできるものが多く初心者にもおすすめ。
- ソーラーパネルは最初からついてた屋根上のキャリーに設置。
- 照明は充電式のマグネット式ランタンを使用。
- 冷蔵庫は冷凍機能付きは断念し、標準サイズを設置。
ソーラーパネルと冷蔵庫があるだけで、車中泊の快適度が格段にUPしました!




改造にかかった費用と期間
- 車本体:$10,000
- メンテナンス:約$1,000
- 電気系統:約$900
- DIY資材:約$500
合計:約$12,500(約125万円)
同じくらいの値段で売れたら嬉しい
改造期間は約1ヶ月。仕事をしながらゆっくり進めて、最低限住める状態には整えました。
実際に使ってみた感想
良かった点
- 思った以上に快適だった!
- セカンドバッテリー+冷蔵庫の組み合わせが超便利
- コンバーターを使えば炊飯器も使える
不便だった点
- 荷物が多すぎて収納不足
- ベッドしか作れておらず調理しにくい
今後は調理台・収納棚などを増設予定です!
思い出に残ったエピソード
ドアのゴムが破れてて雨漏り発生。幸い床は濡れず、マットレスだけ乾かして対応。
屋根がある駐車場が少なく、高さ制限で立体駐車場も入れない、
雨の日は外に出るのも不便でテンションが下がります…
6. これから車中泊をしたい人へアドバイス
荷物問題
- 荷物は絶対に少なめがおすすめ!
- 収納する場所ない
- 必要なものだけを厳選しよう
シャワー問題
- 無料シャワーはほとんどない
- ビーチの水シャワーは冬はきつい
- 「Anytime Fitness」のジム契約が最強!
寝る場所問題
- ジム近く+24時間トイレ+水道が理想
- 公園や海の前の駐車場などは車中泊禁止のところが多い
- レストエリアやサービスエリアを活用
- ご飯だけ公園や海辺の駐車場で食べて移動したりしてました。
- QLD州は車中泊に厳しい。無料キャンプ場などを利用
ブリスベンの無料キャンプ場は雰囲気が良くなくて、ホームレスっぽい人が怖かったのですぐ移動しました。
雰囲気が悪い場所は絶対に避ける!安全第一!
まとめ
- ハイエースを購入して、DIYで車中泊仕様に改造!
- 改造費用は約$12,500、今後もアップデート予定
- セカンドバッテリー&冷蔵庫は快適さのカギ
この車は彼女と半々で購入したので、費用負担も軽減できました。
バンライフを始めようと考えている方、特にカップルにはハイエースがおすすめ!
今後は、車中泊中の生活やファーム探しの様子なども投稿していく予定です。お楽しみに!
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