オーストラリアで車中泊!ハイエースDIY改造の全記録|初心者が1ヶ月で仕上げたバンライフ仕様

ワーキングホリデー

こんにちは、かつです。

この記事では、私がオーストラリアでワーホリ中に購入したハイエースを、DIYで車中泊仕様に改造した実体験を紹介します。

「車を買うなら絶対に車中泊できるバンがいい!」そう思って選んだ1台は、後部座席が何もない空っぽの状態でした。

バンライフに憧れていた私が、DIY初心者ながらも手探りで進めた車中泊仕様の改造。この記事が、同じようにオーストラリアでロードトリップや車中泊を考えている方の参考になれば嬉しいです!


ベース車両の紹介

車種とスペック

  • トヨタ ハイエース(2003年式)
  • 通常の高さ+長めのボディ
  • 走行距離:約14万km
  • 購入価格:$10,000
  • 後部は空の状態、絨毯のみ
  • 燃費:約7km/L

この車を選んだ理由

ハイエースは信頼性が高く、車中泊ユーザーにも人気の車種です。

車中泊仕様になっているバンは、ほとんどが$16,000以上で、走行距離も30万km超えが多め。
そんな中、走行距離14万km・価格$10,000のこの車は掘り出し物!

出品された直後に見つけ、すぐに連絡。内見の予約を一番に取り、試乗してその場で購入を決めました。

改造ポイントとDIY内容

DIYは全くの未経験。

オーストラリアでは有名なホームセンター”BUNNINGS”で材料は揃えました!
しかし英語だと全然わからない…
ネットを頼りに、試行錯誤しながら進めました。

車中泊仕様にするための改造ポイント

  • 板張り&断熱対策
  • ベッド(下が収納スペース)
  • 電源+ソーラーパネル
  • 冷蔵庫
  • キッチン(未作成)
  • サーフボードラック
  • カーテン(目隠し)

板張りと断熱対策

見た目を良くするために左右の壁に木の板を貼りました。

  • 最初に壁に薄い断熱シートを貼付け
  • 天井はもともと断熱スポンジ+木目調の板があったのでそのまま使用
  • 鉄の壁に直接板を貼るのは難しいため、ネジを固定できる場所に木材の柱を作り、そこに板を取り付けました
  • 初期はKマートのタイルシートを使おうとして失敗。最終的にフローリング用の木材で作成

ベッドの作り方

  • ベッドの下は収納スペースに
  • 高さはスーツケースがギリギリ入るレベルで調整
  • 後輪タイヤの盛り上がりを避けて片側だけ高く設計
  • ベッド下収納はスライド式対応に設計(未完成)
  • 寝る面はスノコ風にして通気性UP

木材の失敗談

木材の選び方がわからず、安かった白のパーティクルボードを使用。
湿気・強度ともに車中泊向きではなかったため、次は木材の種類をしっかり調べたいです。

マットレス問題

  • 正規サイズが合わず、IKEAの子ども用マットレスを2枚使用。
  • ベッドカバーもIKEAで購入、拡張マットはOp shopに寄付。

カーテン(目隠し)

  • IKEAのワイヤー式レールをネジ止め。
  • 好きな色のカーテンを選び、ハサミで長さを調整して使用。

電源と照明・冷蔵庫

  • セカンドバッテリー、ソーラーパネル、コンバーター(AC電源変換)などを4WD Supacentreで一式購入。
  • 配線知識がなくても簡単にできるものが多く初心者にもおすすめ。
  • ソーラーパネルは最初からついてた屋根上のキャリーに設置。
  • 照明は充電式のマグネット式ランタンを使用。
  • 冷蔵庫は冷凍機能付きは断念し、標準サイズを設置。

ソーラーパネルと冷蔵庫があるだけで、車中泊の快適度が格段にUPしました!

4WD Supacentreの画像
4WD Supacentre
ソーラパネル取り付け
ソーラパネル取り付け
ベッド完成間際
汚いけどマットレスと布団とサーフラック
汚いけどマットレスと布団とサーフラック

改造にかかった費用と期間

  • 車本体:$10,000
  • メンテナンス:約$1,000
  • 電気系統:約$900
  • DIY資材:約$500

合計:約$12,500(約125万円)
同じくらいの値段で売れたら嬉しい

改造期間は約1ヶ月。仕事をしながらゆっくり進めて、最低限住める状態には整えました。


実際に使ってみた感想

良かった点

  • 思った以上に快適だった!
  • セカンドバッテリー+冷蔵庫の組み合わせが超便利
  • コンバーターを使えば炊飯器も使える

不便だった点

  • 荷物が多すぎて収納不足
  • ベッドしか作れておらず調理しにくい

今後は調理台・収納棚などを増設予定です!

思い出に残ったエピソード

ドアのゴムが破れてて雨漏り発生。幸い床は濡れず、マットレスだけ乾かして対応。

屋根がある駐車場が少なく、高さ制限で立体駐車場も入れない、

雨の日は外に出るのも不便でテンションが下がります…

6. これから車中泊をしたい人へアドバイス

荷物問題

  • 荷物は絶対に少なめがおすすめ!
  • 収納する場所ない
  • 必要なものだけを厳選しよう

シャワー問題

  • 無料シャワーはほとんどない
  • ビーチの水シャワーは冬はきつい
  • 「Anytime Fitness」のジム契約が最強!

寝る場所問題

  • ジム近く+24時間トイレ+水道が理想
  • 公園や海の前の駐車場などは車中泊禁止のところが多い
  • レストエリアやサービスエリアを活用
  • ご飯だけ公園や海辺の駐車場で食べて移動したりしてました。
  • QLD州は車中泊に厳しい。無料キャンプ場などを利用

ブリスベンの無料キャンプ場は雰囲気が良くなくて、ホームレスっぽい人が怖かったのですぐ移動しました。
雰囲気が悪い場所は絶対に避ける!安全第一!

まとめ

  • ハイエースを購入して、DIYで車中泊仕様に改造!
  • 改造費用は約$12,500、今後もアップデート予定
  • セカンドバッテリー&冷蔵庫は快適さのカギ

この車は彼女と半々で購入したので、費用負担も軽減できました。

バンライフを始めようと考えている方、特にカップルにはハイエースがおすすめ!

今後は、車中泊中の生活やファーム探しの様子なども投稿していく予定です。お楽しみに!

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